東戸塚うるおい鍼灸治療院 院長の山田です。
前回のブログで子供の夜の咳に、生玉ネギを切ったもの枕元に置く「玉ネギ療法」を試したお話をいたしました。→こちら
もちろん私は鍼灸師ですので、鍉鍼(ていしん:皮膚に刺さない鍼)を使っての本治法をしました。また、お灸の代わりに電熱タイプの火が出ないライターで首の後ろをほのかに暖かい程度に温めてやるなどの治療をしました。
首の後ろには「定喘(ていぜん)」という、咳を治めるツボがあります。※ライターのタイプには十分にご注意し、やけどにならないようにご注意ください
子供に対しては、大人のような鍼ではなく、皮膚に刺さない鍼を使用します。
写真の奥銀の皿に乗っているのは、大人に使うディスポーザブル(使い捨て)の銀鍼ですが、黒い皿に乗っているのは、右からローラー鍼、ザン(金へんに毚)鍼:中央上、圓鍼(えんしん):中央下、鍉鍼:左3本 ※子供専用というわけではなく、子供を怖がらせない刺さない鍼です。大人に使用することもあります。
うるおい鍼灸治療院でも小児はり(詳しくはこちら)の治療を行っています。最近、子供が調子を崩しやすいな、など気になるときにはぜひご利用ください。