院長プロフィール
山田 潤冶(やまだ じゅんじ/1970年生まれ 神奈川県横須賀市出身)
1999年カイロプラクティック認定証取得の後、
大船の整体院に店長として勤務。その後、訪問カイロプラクティックに従事
東京衛生学園 東洋医療総合学科に3年間学び、2012年にはり灸あんまマッサージ師免許取得
卒業後は、戸塚区の治療院に勤務し、保険診療による訪問鍼灸マッサージに従事。
また、自費診療による往診も行ってまいりました。
在学中から、東洋はり医学会(新宿支部)にて、数多くの症例や、基礎なっている東洋医学の
知識について学び、脉診流経絡治療の診断~手技までを幅広く学んでいます。
数年前からは学ぶ側から、教える側の立場となりました。
現在も、月に数回の勉強会や研究会等に参加し、指導や研究を続けています。
2019年より、うるおい鍼灸地両院を開院し、脉診流経絡治療を中心とした鍼灸マッサージを行っております。
私が患者様の身体の不調と向き合う、施術の仕事に携わって20年ほど経ちました。
はじめたばかりの数年間は、カイロプラクティック(整体)の技術だけで施術を行ってきました。患者様の「身体が軽くなった」「調子が良くなった」と喜びの声を聞き、当初は「カイロプラクティックで何でも治せる」と思っていました。
しかし、多くの患者様の施術を行っていく中で、整形外科的な検査と経験則にもとづく施術だけでは、次第に限界を感じ始めました。日本では診断(診察)ができるのは、医師だけです。
そんな折、私自身が原因不明の突発性難聴を発症しました。耳鼻科の先生からは薬を服用しても治らない人が一定の割合でいると言われました。その時はそのまま治まりましたが、半年ほどしてまた発症してしまいました。たまたま友人から良い鍼灸の先生がいることを聞き行ってみました。
東洋医学の治療方針、そしてそれを確認しながら行う方法に衝撃を受けました。1本鍼をするごとに患者さんに確認(脉診)をしてから進めていく方法に衝撃を受けました。この方法であれば自分の勘と経験だけを頼りにするのではなく、患者さんの情報を随時更新しながら施術ができる・・・衝撃でした、単純にこの技術が欲しいと思いました。いきなりこの技術を使えるようになるとは思っていません、でも習わないと出来るようにはならない、と思い、資格を取り、今も勉強を続けています。
カイロプラクティックをしている時も患者様のうれしい声は聞けました、でも以前の私のように困っている方がいらしたら助けたい、力になりたいと思います。
施術に関するご質問
- どんな症状に効きますか?
- 患者様の体内の経絡の乱れを正し、自然治癒力を高めることを目的として治療を
行なっていきますので、あらゆる不調から、明確に病名がつかない体調の不良(未病)までを対象としております。
米国NIH(国立衛生研究所)や各医療学会等にて、鍼灸治療の有効性を検証する取り組みが実施され西洋医学の立場からも研究が進んでいます。
古くから発表されている、WHO(世界保健機構)による鍼灸による有効疾患のリストを参考までにご覧ください。
【参考】WHO(世界保健機構)適応疾患
○運動器系疾患
上顆炎(テニス肘)、頚部筋筋膜症、頚椎炎、肩関節周囲炎、慢性関節リウマチ、
捻挫と打撲、変形性膝関節症
○消化器・呼吸器系疾患
胆石、胆道回虫症、胆道ジスキネジー、下痢・便秘、潰瘍性腸症群、急性扁桃炎、
咽頭炎、喉頭炎、慢性副鼻腔炎、気管支喘息
○疼痛疾患
頭痛、片頭痛、緊張型頭痛、坐骨神経痛、扁桃腺摘出術後疼痛、抜歯疼痛、
ヘルペス後神経痛、三叉神経痛、腎性疼痛、胆道仙痛
○循環器系疾患
挟心症を伴う虚血性心疾患、高血圧症、低血圧症、不整脈、神経循環性無力症
○泌尿・産婦人科系疾病
月経困難症、分娩誘導、月経異常、女性不妊、男性不妊、ED、遺尿症、尿失禁、尿閉
○その他の疾患
白血球減少症、近視、肥満、メニエール症候群、片麻痺、うつ病、薬物中毒、アルコール中毒 - 鍼は危険ではないですか?痛くないですか?
- 医師以外で皮膚の中に器具を入れることが許された唯一の国家資格を有しています。
安心して治療を受けてください。
使用する鍼は、0.16mm~0.20mmの銀、またはステンレス製の使い捨ての鍼を使用します。
皮膚の非常に浅い部分1~2mm程度に鍼を刺す、なでるという治療が
中心ですので、基本的に傷みはありません。
どうしても怖いという方は、治療時の姿勢や使用する鍼を変えるなど対応いたしますので、お気軽にお申し出ください - お灸でやけどになりませんか?
- 透熱灸という手法では、ゴマ粒~米粒大の大きさの灸を皮膚におきます、一瞬チクッと感じる程度です。
小さなお灸のあとが1~2週間ほど残ることがあります。気になる方はお申し出いただければ別の方法で対応しますのでお申し出ください。 - 治療を受けた後にだるさが出ると聞きましたが?副作用はありますか?
- 治療後にだるさ、めまい、発熱、痛み、しびれなどの症状がまれに出現することがあります。
これらの症状の多くは一時的なものです。むしろ加えた刺激による反応です。
2、3日で落ち着きます。不安がありましたらお問合せください。 - 1度でよくなりますか?通院は必要ですか?
- 症状や患者様の年齢や普段の負担のご様子によって異なります。
ぎっくり腰等の急性的な症状は来院一度で解消する方も比較的多いです。
慢性的不調の方については、週1回程度で数回通院いただいて改善するケースが多いです。
未病治を目的として、身体のメンテナンスの場合は月2、3回のペースで定期的に
来院いただいている方もいらっしゃいます。 - 予約は必要ですか?
- 完全予約制とさせていただいております。
予約サイトまたはお電話にてご予約ください。当日でもお電話にて空き状況を確認いただければ対応可能です。お気軽にお問い合わせください。 - 予約のキャンセル料はかかりますか?
- キャンセル料はいただいておりません。キャンセルが必要とわかった時点で早めにご連絡ください。
予約サイトにてご予約いただいた患者様は、当日の1時間前までサイトにてキャンセル可能です。以降はお電話にてご連絡ください。 - 健康保険は使えますか?
- 取り扱っておりません。自費治療を行っております。
※一部往診の患者様では、医師の診断による保険診療を行っております。
必要な方はお問い合せください。 - 治療にはどんな服装や持ち物が必要ですか?
- 手足、おなか、背中肩部分への施術をいたします。
治療部位だけを面ファスナーで開くことのできる、専用の治療着をご用意しておりますので個室治療室にてお着替えください。
また、ご自分でお着替え用意していただいても構いません、その場合、
膝から下、肘から下が出しやすく、背中やお腹が出しやすいものでお願いいたします。
詳しくはご連絡ください。 - 女性の施術者はいますか?
- 現在院長の山田のみで治療運営しておりますため、
女性の鍼灸師は現在スタッフとして勤務しておりません。
患者様には、肌の露出などが極力少なく治療できるよう、専用の治療着をご用意しております。
安心して治療を受けていただければと思います。