東戸塚のうるおい鍼灸治療院です。
お灸の話第2弾です。 →第1弾はこちら
*安産・逆子改善に、マタニティコースご利用ください→ご予約はこちら
昔から、安産に向けて妊婦さんに対する、お灸の治療は良く行われてきました。病気や妊娠中の異常ではないが、不調の改善や、出産を少しでもスムーズにするためにお灸が役立てられてきました。
当院では、妊婦さんへのお灸は妊娠5ヶ月目を境に異なる施術していきます。
(もちろんその日の体調や脈の様子を見て判断していくのですが)
妊娠4ヶ月目までは、養生のお灸(奇経灸)で、照海(内くるぶしの指一本分下)及び、列欠(手首の内側、親指側で指2本分下)への施術を行います。
5か月目以降は、左右の三陰交(内くるぶしの上、指4本分で脛骨の際)へ施術します。5か月目:左右各5壮、6ヶ月目:左右各6壮と増えていき、10ヶ月になったら、左右10壮のお灸をしていきます。
1日1回、可能であれば毎日でもいいと思います。少しづつでもよいので継続して施術できると良いと思います。
逆子改善に関してもお灸の治療が有効ですが、至陰(足の小指の爪の生え際外側)にお灸をします。
あくまで私自身の経験ですが、臨月の方で、この日までに戻らなかったら帝王切開に、と言われてた方の逆子が戻っていたので、自然分娩になったと聞いて驚いたのを覚えています。
また、妊婦の方は、足のむくみが多く発生します。妊婦検診では「むくみは異常値でないから大丈夫」と言われても、足がパンパンに膨れて靴が履けない(涙)足がつりやすい(涙)など、足の悩みに直面される妊婦さんは多いです。
妊娠中は顔や上半身がほてるように熱く感じても、足やおなかは冷えていることが多いのです。また、おなかが大きくなることで下半身が圧迫されて血流の流れが滞り、老廃物や不要な水分がうまく排出できなくなっていることが原因です。安産のお灸はこのような症状改善にもお勧めです。
妊娠中はホルモンの変化や体重増加などの関係で、腰痛に悩まされる妊婦さんも多いので、妊娠後期では施術中の姿勢も限られてきますが、体調を見ながら、お灸やマッサージは、腰痛の改善につながります。
当院では、妊婦さんを対象にした「マタニティーコース」を行っております。うつ伏せになるのが難しくなってくる5か月目ぐらいからを目安に、経絡治療と安産のお灸を中心としたコースです。
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1回30分程度の施術を3回セットにしたコースです。※3回全部を妊娠中に終了しなくても、産後のケアにもお使いいただけます
妊娠中の身体の不調を少しでも軽くして、出産までの日を楽しく過ごしていただけるように、当院は全力で応援しています!