脉診流経絡治療とは

当院が行っている「脉診流経絡治療」とは、身体全体の状態をとらえ、症状に対する
根本の原因を突き止め、その原因に鍼とお灸を行い身体の中のエネルギーの流れを
整える治療法です。

古代中国を起点とする東洋医学では、人の身体は生命エネルギーを循環させる、
たくさんの”道”があるとされてきました。
その道を「経絡」と呼び、その内外を気や血が流れていると考えられていました。
生命エネルギーである気血が”経絡”という身体の道を、滞ることなスムーズに循環している
状態が健康とされてきました。

東洋医学では「五臓六腑」の正しい働きによって、身体の健康が保たれていると考えられてきました。
五臓とは、肝・心・脾・肺・腎の5つの内臓器官、六腑とは胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦の
6つの器官を意味しています。
※三焦とは、”三つの熱源”の意味で、上焦は横隔膜より上部、中焦は上腹部、
下焦はへそより下にあり、ほかの全部の腑とつながり、身体の体温を保つために
絶えず熱を発生している器官とされています

気血の流れが悪くなり、経絡内のエネルギーのバランスが崩れてしまうと、
体内の五臓六腑へエネルギーが行きわたらなくなってしまい、それぞれの器官が正しく
働かなくなってしまいます。それが原因で様々な身体の不調が発生するのです。

東洋医学では、4つの診断方法(望聞問切)により、経絡の気血の流れと五臓六腑の動きを診断
(証:しょうとかあかしと読みます:)します。
①望診:患者様の身体や顔色を観察する
②聞診:声の大きさや高さ、においなどを感じる
③問診:患者様の感じている不調や生活の習慣などを聞く
④切診:脉診(脈診)や腹診により実際に施術者が身体に触れて観察する

脉診流経絡治療では、4つの診断、特に4番目の切診の中の”脉診”で経絡の乱れをしらべ、
「証(しょう・あかし)」という不調の根本原因を判定します。
患者様が身体の色々な部分に愁訴を持たれていても、根本原因となる「証」に対して
有効な鍼治療を行っていきます。

気血が足りない経絡には「補法」で補い、逆に過剰になって飽和状態にある経絡には「瀉法(しゃほう)」
で余分なエネルギーを取り除く鍼をします。

気血を調節するために、ひじから先やひざから下にある
要穴(身体にとって重要な影響があるつぼ)を中心に、補法や瀉法の鍼を行う治療法を「本治法」
と言い、脉診流経絡治療ではもっとも重要と考えています。
本治法では、鍼1本ごとに患者様の身体への影響を脉診や腹診で確認します。
1鍼で患者様の脉(脈)がどう変化したのか、状態がおだやかになったり、偏りが無くなったり・・・
そういった変化を確かめながら、次の鍼を行うかどうか施術者が判断しながら進めていきます。

鍼灸治療にもいろいろな考え方があります。筋肉や関節の不調に対して、筋肉に鍼を刺し刺激を
与えることによって回復を図るもの。症状別に効くツボに鍼をするもの・・・
対処療法としての”西洋治療的な”鍼灸も、現在の日本では多く行われています。
鍼灸治療は不調の症状として現れた、表面的な痛みやこわばりを一時的に和らげたり、
なくしたりする効果も持っています。
当院では、現状患者様が「今」感じている”痛みや苦痛”を取り除くことは、重要な要素と考えておりますが、
最終的には、経絡のバランスを整えることにより、五臓六腑の働きを正常に近づけ、
体内の免疫力を高めて、患者様ご自身の“自然治癒力”を強化することを目的としています。
“身体が楽になった””人生を楽しめるようになった”と、こころから喜んでいただける鍼灸治療をめざしています。

当院が所属する”東洋はり医学会”は、60年の歴史を重ね、
数多くある鍼灸学会の中でも、国内外に高い評価を得ています。
多くの治療家が集って脉診流経絡治療について学び、研究や手技の取得を行っています。

うるおい鍼灸治療院(はり・きゅう・マッサージ)

〒244-0801 神奈川県横浜市戸塚区品濃町551-4
ネオポリストキワ1 207


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