数段の段差の上り下りが辛い、ひざを曲げると痛い、痛くて正座ができない・・・などの膝の痛み。
加齢にともなう、筋肉の衰えやひざの軟骨のすり減りが、原因のケースが多いです。
加齢なら仕方がない・・・・とあきらめてしまいますか?
本人が日常の中で気づかない、”筋肉のまちがった使い方”が原因となって足の前後の筋肉バランスや、左足と右足のバランスが崩れてしまっているのです。
正しい姿勢で歩くこと自体が、意外と難しい動作を行っているのです。
痛い状態のまま、生活を続けることは、患者様自身も辛いことです。また、痛い部分をかばって正しくない姿勢で過ごしてしまって、身体の別の不調の原因にもなってしまいます。
痛みを心配して出歩くことをためらったり、出かけることが億劫になったり・・・と、ひざの痛みが人生の質を下げる原因となってしまいます。
まずは、筋肉の緊張をとる経穴に鍼を行い、滞っている気の流れを整えることで痛みが
減ります。つらい状況から抜け出すことで、ひざを動かすことが楽になると思います。
個人差はありますが、私が治療をおこなった患者様は、
“正座ができなかったが、正座ができるようになった”
“いつもより長く歩けるようになった”と、うれしそうに語られます。