なんとなく痛いという腰痛から、西洋では魔女の一撃とも言われるぎっくり腰まで、
腰痛の痛みはさまざまです。
最初の判断としては、患部が熱を持っているか否かを確認します。
熱を持っていればまだ炎症を起こしていると考えられるので、炎症を早く鎮める事、
同時に緊張し過ぎているところを適度に緩めていきます。
熱がないのであれば、炎症は無いと考えられますが、痛みがあるのでなにかしらの
問題が必ずあります。
腰痛の病名としては、椎間板ヘルニア、腰椎すべり症、腰椎分離症、など様々な名称で診断されます。
また、腰の痛みについては、同じ病名で診断されてもつらさの感じ方は人によって違いがあります。
当院の治療では、同じ病名で診断された患者様に対しても、身体の状態によって鍼をさす経穴が違うことがあります。
腰の痛みに対する治療ですが、股関節回りの経穴を使ったり、一見関係なさそうな首回りの経穴に
鍼したりして、気の流れの滞りをスムーズにする治療を行います。